本庄上里学校給食センターは、安全・安心でおいしい給食を提供する施設であるとともに、災害時においては緊急食糧基地として、ライフラインが停止した場合でも炊き出しが可能な施設として設計されています。
センターの防災設備
- 非常用発電装置による自動炊飯システムの稼働
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約100tの受水槽を設備
断水となっても非常用発電装置による電源で、
施設内へのモーターによる圧送が可能 -
約1,000Kgの精米を在庫として保有
約12,000食分の米飯を提供することが可能

本庄上里学校給食センターは、「本庄市」及び「上里町」と、「災害時における応急生活物資供給等の協力に関する協定書」を締結しています。
災害時における『炊き出し』研修会
災害時の対応機能を兼ね備えた本庄上里学校給食センターと本庄市・上里町が連携し、災害時における協力体制を確認するとともに、行政、関係団体、地域住民が参加した炊き出し訓練及び衛生講習会を実施。災害時における協力団体等との連携確認及び炊き出し時における衛生管理に関する知識の習得を図っています。
参加者 約40名
- 本庄市・上里町の防災担当 地元自治会
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社会福祉協議会 民生委員・児童委員 赤十字奉仕団
食生活改善推進協議会等
(市町が研修に参加してもらいたい団体等へ依頼) - 一般公募者

一般公募者も参加することにより給食センターの防災施設としての認識・周知及び市町の防災の取り組みについて理解・関心を深めてもらい防災意識の向上を図ります。
救給カレー
震災時においてはライフラインが途絶えた中で救援物資が届くまでの非常食として、また、異物混入時にはその代替食として、アレルギー特定原材料等28品目不使用の『救給カレー』を全児童数7,200食備蓄しています。
3年間備蓄した後は、給食として提供し防災教育に役立て、新しいものと入れ替えます。給食時間に防災訓練の一環として災害時の食事を体験し、非常食を食べることで災害への理解を深め、食育の一環としても学習することができます。

